本願寺別府別院での座学&瞑想のクラスを持ちました。
今年初の雪が舞う中、早朝4時ヨガと瞑想で心身を整えすっかり
寒行スイッチON!
午前中は講座は寒さも忘れ、和気藹々とした中にも皆真剣で集中度の高いクラスです。
この日は「インテグラル・ヨーガ」の八支分のうち、
前回の1、ヤマ「禁戒」2、二ヤマ「勧戒」のおさらいと、
次の3、アーサナ「坐法」、4プラーナーヤーマ「調気」、5、プラティアーハーラ「制感」
の箇所を輪読し学びました。
1と2のような戒律によって私たちは正しい道を歩めるように守られスームーズな道が整います。
いわば初心者にとっても親切な導きではないのでしょうか。
どれも「そんなの知ってるよ〜」というようなシンプルな教えですが、
このシンプルな行為を誠実に継続することはとても偉大です。
交通規則を守ることによって事故が起こらないように制御されているように、
また適切に忍耐強く調教を繰り返すことによって暴れ馬が有能な術馬になるよに。
苦痛を引き起こす行為をしない、正直に、盗まず、性欲を貪らず、必要以上に所有しない。
他人にも自分にもです。
不安や怒り、迷いや疑いを持ち続けることは苦しくないですか?
自分にどれだけ正直にしていますか?
時間を盗んでいませんか?
性欲や物欲に振り回されていませんか?
ヨーガの科学は因果の法則においてこれらのことが実践されると、結果としてどのような恩恵がもたらされるかを明確に示しています。
抱えている問題は全て心の投影です。影はいくら追いかけても実態はありません。
それは影であり幻影であることに気付くこと。
忍耐強く本物の自分、ありのままの真実の自己を掴む鍛錬を継続すること。
それがヨーガです。
その秘訣を知り実践してゆくことで問題は解決されてゆきます。
影踏み鬼という遊びがありますね、
いくら踏んでも実体を掴まなければずっと追いかけっこです。笑
Patience is the key which solves all the problems
’忍耐は全ての問題を解決するキーです’
ウッタルカシのシバナンダアシュラムのホールに飾ってあるチダナンダジの言葉です。