東京から戻り梅雨入りしたマナガーデンは繁々と元気いっぱい、草も元気いっぱい。
毎年ながら草苅りに精がでる季節。
年明けて心機一転ManaYogaの種を
新しく蒔くべく、
ホームページを立ち上げチラシや名刺の制作、寺ヨガクラスのスタート、
輪読会、ひじんはく
日出町という畑をベースにマナヨガの生育に集中してきました。
マナヨガの小苗が少しづつ育ちはじめているのが嬉しい日々ですので
輪作(多様性を生み害を減らす農業の
知恵)の気持ちで
夏野菜はあっさり諦めて、
ジャガイモと玉ねぎにんにくの収穫を最後にマナガーデンの野菜畑は
しばらく休息です。
お手伝いに来てくれた友人が素敵な本を貸してくれました。
「畑仕事の十二ヶ月」
年明けに私が購入した
「日本の七十二候を楽しむ」
新月(朔)から1ヶ月が始まり、
15夜目の満月(望)を中頃に迎える単位とする旧暦を通して日本の四季を感じ、
自然に即して仕事をする
日本の智慧が詰まってます。
月給ではなく
大地の恵で暮らしていた昔の古人達は
日々の暮らしのなかで畑と対話し、
土と対話し、植物と対話し、
季節と共に咲く花と対話していました。「野を良くする」と書いて
「野良」といいます。
明確な目的や仕事がなくても先人たちは
野良まわりをしました。
「ちょっと畑を見てくる」
「ちょっと田んぼの水を見てくる」
と野にでかけ、畑や田んぼと
対話をしていたのです。
そして、
相手の塩梅をみながら(いいあんばい)
で手入れをしていたのです。
そのような内容で新暦ではなく、花の開花や七十二候などで栽培適期の
作業が紹介されています。
朝は日の出とともに起き、夕日とともに帰路につく
月の満ち欠けで季節を知る(プライベートの行事や畑仕事は旧暦でする)
旬の野菜と魚を食べる(植物のライフサイクルに合った栽培を心がける)
多少高くても良いものを買い、長く使う(消費から循環への価値観の転換)
晴耕雨読
満ち欠けする月と対話し、時間を感じ、
宇宙を感じ
感謝する。
シンプルな暮らしって実は完全だなあと
思う今日この頃。
ヨーガの聖典では母なる自然と
親しみなさい。
母からのみ偉大なる父の存在、宇宙を
知ることができます。
とあります。
外に求め過ぎることを少しずつ手放して、小さな系の中で循環出来ることを心がけて
無理する事も無理を強いることもなく、
自然にあらがう事なく
1日1日大切に
生きたいです。
お手伝いに来てくれた友人のためにランチを作りました。
野良仕事で火照ったカラダを冷まして滋養をつける今日のマナ定食。
揚げ蒸し茄子と獅子唐のゴマ味噌ダレの
豆腐の炒り卵風そぼろの
ジャージャープレート
マナガーデンのジャガイモと
ハーブのポトフ
田染米
茄子はカラダを冷やしますが、夏は油と合わせてスタミナアップ!
味の決めては手前味噌と自家製醤油麹
卵に見立てた豆腐はだしで味を付けて
ターメリックで色鮮やかに。
かろうじて残っていたルッコラを添えて、笑。
ポトフはマスタークックの土鍋で
だしは玉ねぎとごぼうを弱火で炒めて灰汁を飛ばして
自家製塩麹とコトコト煮込みます。
ひさしぶりヒット☆
マイバイブルになりそうです。